ENE-I-LOOP
八丈島発。
エコな発電で生まれたエネルギーをアイデアで効率良く使えば、きっとみんなが笑顔になれる “ l (アイ)’’溢れるシステム
バッテリーモジュール
「エネ・アイ・ループ」シリーズの全システムに共通して搭載されているバッテリーモジュールです。
安全性が高く温度特性の優れた新開発の大型リチウムイオン電池。
システムに搭載されている大型リチウムイオン蓄電池は東北大学が東北復興のために特別に開発し、東北で量産化されている純国産のマンガンリチウムイオンユニットを採用しています。
またモジュール内には独立して各モジュール個別に安全監視するユニットやロングライフを保証する各電池セル間のバランス状態を監視・補正する高性能アクティブバランスユニットが内臓されています。各セル間のわずかな電圧差もリアルタイムで補正され、常にバランスの取れた状態でエネルギーを取り出すことができます。
※ 蓄電池モジュールは東京都八丈町の当社本社工場で生産・出荷しています。
システム
多数のバッテリーモジュールを装備し、蓄電システムの自立運転が可能な多機能型のモデルです。
ケース付きの持ち運び可能なタイプです。
バッテリーモジュールを4台内蔵し、USB充電に特化したシステムです。
再生可能エネルギーと生きる「八丈島」から誕生
東京・品川区から南方海上287kmに浮かび山手線の内側とほぼ同じ面積をもつ八丈島。三原山と八丈富士のふたつの火山が接合したひょうたん型の島は富士火山帯に属する火山島です。火山島である立地を活かした地熱発電所が稼働。最大出力は3.3MW(3300kW)にのぼり、夜間など電力需要の少ない時は島の全電力を、夏の昼間など電力需要の多い時は「25%」程度が再生可能エネルギーにより賄われていました。
八丈島は地熱発電に加えて、温暖な気候と立地を活かし太陽光・風力発電も盛んに行われています。四方を海に囲まれた環境下では、有事などで発電所が停止してしまえば電力を確保することは困難を極めることから、その必要性は生活する一人ひとりが実感しているのです。しかし、電力は貯めておくことが難しく、また多くの太陽光・風力発電システムでは決まった場所でしか電力を使用することができず、利便性に欠点がありました。
「電力を必要とする人が、みんな笑顔になれるシステムはないものか?」
「生み出した再生可能エネルギーをどのように貯め、使うのか?」
アイデアをきっかけに、当社の製品は開発されました。